
せいうち・・・セイウチ科セイウチ属の肉食獣で、北極圏に生息する。体重は成獣で500kgから1200kgに達する。最初は減量日記で始まりましたが、日々は移ろい、リタイア生活の徒然日記になりました。
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涼しい七夕 ~せいうち日記211
今年も折り返して早くも七夕である。ありがたいことに涼しい日が続いており、ほとんどエアコンなしで過ごすことができる。体も楽だし、家計も助かる。
こんなに涼しい七夕は久しぶりと思って調べてみると、ここ3年ほどが暑すぎただけで、4年前までは大体こんな気候だった。3年間暑いのが続くとずっと地球は温暖化していると思ってしまうが、30℃を超える日が続くのは例年夏休みに入ってからである。
昨年の七夕は、全国200の観測点で猛暑日(35℃以上)が記録された。「熱中症警戒アラート」の一斉放送が、ほとんど毎日流れていたのを思い出す。最高気温が35℃だと、最低気温はほぼ確実に25℃を超す。熱帯夜である。日中は外に出られず、夜はエアコンなしで過ごせない。気の滅入る季節であった。
今年はいままでのところ、猛暑日や熱帯夜がほとんどない。猛暑日どころか、真夏日だってないくらいである。おかげで、おととい日曜日はハーフを走ることができた。昨年では考えられないことである。
もう夏至も小暑も過ぎたから、太陽の高度も低くなり日の出時間も遅くなる。太陽が地面をかんかん照りにする時間も短くなるから、そんなには暑くならないのではなかろうか。気象庁はこの夏も高温傾向が続くと予報しているが、普通に考えると去年ほど暑くはならない。
思うに、つらいのは暑いのがいつまで続くか分からないからで、去年のように6月から猛暑だと彼岸まで3ヶ月ある。しかし今年は、いまから彼岸まで2ヶ月。大暑から、立秋、処暑、白露と来て次は秋分である。がまんすれば終わりは見えている。
今週末から暑くなる予報だが、それでも最高気温は30℃。「猛暑日のところも出てくるでしょう」だから、熊谷とかは厳しいとしても千葉県は比較的しのぎやすいはずである。
家の奥さんは生まれ育ちが埼玉で、千葉に嫁に来てずいぶん気候が楽だと言う。確かに、川口オートに行くと5℃くらい気温が違うし、路面温度は50~60℃である。千葉は筑波から下りてきた風が東京湾に抜けるが、埼玉は熱気がこもるようである。
昨年の7月は雨の日以外ほとんど35℃超で、七夕の日の最高気温も36℃だった。予報だとそれより10℃低いし、上がったとしても30℃にはならない。先のことはともあれ、今現在過ごしやすいことに感謝しなければならないだろう。
[Jul 7, 2026]
今年は去年に比べ、梅雨が本格的でとても涼しい。昔この時期によく北海道に行ったが、その時の空気とよく似ている。

今年半分終わったところで、新たに取り掛かったいくつかのことについて、その後の経過を振り返ってみる。それほど期待しなかったのに効果をあげているものが多い今年前半であった。
今年1月にYouTubeを参考に試してみたプリンタをビニル袋で包んでヘッドの乾燥を防ぐ工夫だが、半年経ってなかなかの効果である。1ヶ月に4~5回、印刷したりスキャナを使うためビニル袋を外し、あとはずっと包んでいる。密閉している訳でもないのに、ヘッドクリーニングは全く必要ない。
それまで、印刷するたびに一部の色が出なかったりかすれたりしていたのが、まったく異状なしである。ときどきテストプリントするけれど、問題なしである。購入してから数ヶ月、これは使えないプリンタだと思っていたので、期待を上回る効果である。費用はビニル袋1枚、10円以下である。
これもYouTubeを参考にしたことだが、マルタイ棒ラーメン業務用を購入するのも続けている。冬は温かくチャーシューメンやみそラーメン、夏になって冷やし中華をたびたび作っている。たれがついていないので、手もとの調味料で工夫する。結構おいしい。
奥さんにも好評で、2人分作ることも多い。冷やし中華のたれを自分で作れるとは思わなかったが、シャンタンの素とキビ砂糖をお湯で溶き、レモン酢、醤油、ごま油、ラー油を混ぜて冷蔵庫で冷やしておく。もやしやキュウリの千切りをトッピングしたり、ふりかけを振りたれをかける。すごくおいしい。
やや困るのは1kgの棒ラーメンは業務スーパーにしか置いてなくて、それも3回に2回は品切れである。先日は、わざわざ県境を越えて龍ヶ崎の業スーで入手した。3つだけ残っていたが、2つ買った。「全部買えばいいじゃない」と奥さんは言うのだが、わざわざ来て在庫がない思いをいつもしているので、おひとりくらいにはお裾分けしたいのである。
業スーといえば、昨年来、小豆を自分で煮ておやつにするのを続けているが、このところずっと業スーでホクレンの小豆を買っている。スーパーで買うと500gが700~800円するし、最近になって1袋500gを400gに減らした。これはあんまりだと思うし、値上げをゴマ化しているだけである。
業スーだと、1袋250gが300円以下。2袋買って税込み大体600円ほどである。業スーブランドのパンや粉類、ケチャップ、マヨネーズは安くてもさすがに買えないが、ホクレンブランドなのでその点安心である。マルタイ棒ラーメンもネットで買うと800円なのが、業スーでは400円台。どういう仕組みにせよ、間違いない商品を安く売ってもらえるのはありがたい。
[Jul 17, 2026]
先週、新たに取り掛かったいくつかのことについて、その後の経過を振り返ったが、思い返すと他にもいくつかあった。せっかく思い出したので、続きを書いてみる。
今年3月、不審電話対策として海外からの着信を遮断した。よく分からない番号からの着信、それも留守電にすら入れないワン切りで、イラクやブータンの番号からわが家宛てにかかってきていた。
ルフィーの名簿に載るほどのカネ持ちではないが、たびたび海外旅行していたし、海外の店から取り寄せもしていた。どこかから個人情報が流出してもおかしくない。アサヒビールやニチレイは大騒ぎになったが、航空会社だってカード会社だって、サイバー攻撃は間違いなく受けている。
海外から電話できなくするだけだから、こちらに不利益はほとんどない。手続きしてから、海外からの不審な電話はない。1ヶ月に数度あるワン切りは、調べると不用品買取業者とか電力切り替えなので、ある意味仕方がない。1度くらいなら放っておくし、何度もかけてきたら迷惑電話に指定する。
JRAの競馬中継をグリーンチャンネルからネット放送に切り替えたのは、昨年である。月千数百円の視聴料が節約できるし、画面はすごくいい。地方競馬だとまだまだ画面が粗いが、さすがJRAはカネに糸目はつけていないようで、パソコン画面で見てもクリアである。
だから、家の大画面TVを視聴する機会はどんどん減っている。毎朝の習慣になっているテレビ体操と天気予報、トップニュースくらいである。家にはまだ大画面が2台残っていて、1台はシャープのAQUOS、もう一台はパナソニックのVIERAである。
いまや空き時間に見るのはYouTubeなどの動画で、NHK民放問わずTVはほとんど見ない。この週末も、定時の天気予報をやらずにワールドカップを放送していた。全員がサッカーに興味ある訳ではない。こんなことに視聴料をムダ使いされていると思うと、腹が立つ。
家にある大画面は二十年以上前に40万円以上で買った製品だが、あまり見ないこともあってまだ全然使える。残り寿命から考えて、もし壊れても買い直すことはないだろう。新聞と同じで、TVもなければないで何とかなりそうだ。探せば、TVなしのプロジェクタだけとかあるような気がするし、なくてもそのうち出てくると思われる。
ガラケーからスマホに切り替えたのは2021年だから、5年が経過した。そろそろ切り替えませんかとDMが来るし、この前故障してauショップに行った際にも言われた。世間では、3年経つと買い換える人が大半らしい。昔の自動車みたいだ。
SNS(XやLINEのこと、ブログは含まない)はしないし、スマホで動画も見ないから特に不便を感じることはないが、5年も前の機械だと性能面で問題があるようで、たびたびフリーズする。それでメモリを増強しようとしてしくじったのであった。
よく考えれば、やたらとポップアップを入れたり動画広告にしてメモリを食うのは広告会社の都合だから、それで処理が遅くなるからスマホを買い換えるというのはおかしな理屈である。性能がよくなってもそれに合わせて広告の情報量が増えれば、いたちごっこでいつまで経っても性能が追い付かない。
そもそも、電話とメールだけならいまのスマホでまったく不便はない。だから、買替え推奨広告は見ないことにしている。3G停波の時みたいにどうしても機種変更してほしければ、無料でやってくれるはずである。
AIに手軽な方法がないか訊いてみたところ、気が付いたら再起動することを薦められた。どうやら、一度開いたアプリはその後ずっと動いているみたいで、ひどいのになると勝手に居場所を通知したりするらしい。別にどこにいるか特定されても困らないけれど、それで通信料が増えるのは困る。
以来、週1くらいで再起動するようにしている。すると、「このアプリは応答しません」みたいなフリーズが目に見えて減ったから不思議である。YouTubeをみると、Googleのアプリには勝手に通信するものが多いらしいので、動画を見ながら対応しているところである。
[Jul 21, 2026]
特別警報・記録的短時間大雨・線状降水帯
週末が旧盆で、千葉ニューはすぐ近くが農村なのでにぎやかになるはずだった。ところが、13日午後から続いた雨が記録的な大雨となり、8月1ヶ月分の3倍の雨が半日で降ったという。県内では死者が出る災害となり、千葉ニューにも影響があった。
午後から結構な激しい雨だった。気象庁アメダスや県の防災ポータルでは、1時間に60mmの雨。我孫子アメダスは新木(あらき)にあって、我孫子市役所より印西市に近い。だから我孫子アメダスの数字が、千葉ニューの体感にかなり近いのである。
午後5時に、市の防災放送が入った。レベル4土砂災害危険警報が出されたという。この時点では、大雨のピークは過ぎただろうにと思った。確かに洪水や土砂崩れは大雨から時間が経ってリスクが大きくなるから不思議ではないけれど、実はピークは過ぎていなかったのである。
私がそう思ったのは気象庁HP「雨雲の動き」によるもので、紫色のもっとも活発な雨雲がすでに通過、これから1時間で雨は小降りになると予測していた。
ところが、20分経っても30分経っても雨は激しくなる一方だし、紫色の雨雲はまったく移動しない。これは、九十九里から吹く湿った東風と寒気がぶつかって、わが家上空で次々と新たな雨雲が発達したためで、それを気象庁のAI(気象予報士?)は予測できなかったのである。
6時まで悠長に高校野球をやっていたNHKも、7時のニュースでようやく千葉県で大雨という情報を流し出した。災害の危険がある気象情報は早く流すのが公共放送というのに、商売優先なのだから恐れ入る。システム的には千葉局だけでも気象情報を流せるはずなのに。
千葉市で記録的短時間大雨。それが八千代市、佐倉市、柏市、我孫子市と続き、ついにわが印西市にも1時間100mmの記録的短時間大雨情報が出る。7時台には線状降水帯発生、そしてレベル5大雨特別警報・土砂災害特別警報が、新システムになって初めて発令された。
手賀沼では早くから水位が上がっていたが、夜中の1時には印旛沼の水位が上がったので避難するよう防災放送が入った。その間、雨は小降りになったものの、雷は遠のいたり近づいたりずっと鳴りっぱなしであった。まったく、ゆっくり眠ることもできなかった。
幸い、わが千葉ニューは高台にあって、排水もきちんとしている。わが家の周囲は翌朝には通常ベースに戻ったし、ゴミの日なので収集車も回っている。しかし、柏市や八千代市では車が水に浸かって死者も出たというし、県内全域で交通機関が止まり、帰宅できない人が何千人もいたらしい。
つい3日前の逆走台風は大騒ぎしたのにたいした影響はなく、一昨日の線状降水帯は直前まで予測できず大きな影響があった。千葉テレビも高田純次のお笑い番組をやっていたし、NHKは高校野球。放送局にはちゃんと状況を把握して番組編成できる奴はいないのか、TV離れも無理ないとつくづく思うのであった。
台風はそれほどでもなかったが、13日昼過ぎから急に雨風が強まり、千葉県北西部に大雨特別警報・記録的短時間大雨情報と線状降水帯直前速報が出された。8月平均の3倍の雨が半日で降った。

さて、8月13日の大雨特別警報・線状降水帯・記録的短時間大雨速報の中、年寄りの冷や水でちょっと冒険してしまった。というのは、千葉ニュー唯一の鉄道路線である北総線、近場を走るJR成田線、さらに船橋・柏間の東武線も夕刻以降運転取りやめになったからである。
午後5時前の時点ですでに柏・我孫子では累積100mm以上の降水があり、そこからさらに記録的短時間大雨が100mm以上だから、千葉ニューの幹線国道464号はすでにあちこちで冠水していたそうである。
この時間、個人的にかなり危ないと思ったので、気象庁や千葉県の防災サイト、YouTubeで現状を把握しようとしたが、ほとんど情報はなかった。都心に通勤している子供達も、特に情報はなかったそうである。ところが夕方の段階で、すでに道路・交通機関には深刻な影響があった。
後から聞いた話だが、北総線・成田線・東武線は止まり、ダイヤが乱れつつ動いていたのはJR総武線と常磐線、京成松戸線(新京成)だったらしい。長男は乗り継いで迂回して新鎌ヶ谷までたどり着いたが、そこから先復旧の目処は立たず、駅はごった返してタクシーは長蛇の列。いつ戻って来るのか分からない。
たまたまこの日はノンアルしか飲んでいなかったので、迎えに行くことにした。TV映像をみると水没が怖いが、464号は比較的高い場所を通っている。とはいえアンダーパスになっている場所はあるし、起伏があるので低い場所に水が溜まる。それに、みんなが迎えに行けば混雑必至である。
家を出てすぐ、464号の自動車専用2車線が冠水で通行止めになっていた。自動車専用でない2車線は通行可能だが、何台か動けない車が止まっているし、路肩にかけて水もかなりある。やや高い右車線を走るが、16号と合流する前でひどい渋滞になっている。5分ほど待つが、まったく動かない。
ここで運がよかったのは、すぐ交差点で右に回避できたことである。そして冠水のピークは午後から夕方だったらしく、この時点で少し水が引けていた。464号がどうなっていたか何の情報もなかったが、おそらく冠水で通行不能となり、立ち往生した車があったのではないか。
白井市役所方面に回ると意外と車は少なく、スムーズに464号に復帰できた。うまく長男とも合流でき、真夜中になる前に戻ることができたのはよかった。進むことも退くこともできない状態になれば、1~2時間は余計にかかったものと思われる。車の行き帰りに、放置車両が数台。夜遅かったが歩いて帰る人が大勢いた。
翌日は年金支給日である。9時を過ぎると混雑必至なので、自動機の開く8時過ぎにニュータウン中央へ。国道464号には前夜、立往生車両があったので、並行する県道へ。もともと南環状線という片側2車線の計画道路だが、ニュータウン計画の縮小でいまだ貫通していない(北環状線も同様)。
464号と同様に標高の高い場所を通っているはずなのだが、不自然な場所に車が止まっている。お盆なので路上駐車が多い時期だが、路肩に沿わず斜めに止まっていたのでおそらく立往生である。1台はBMWだった。高級車も関係ないんだなあと思った。
県内全域がこの状況で、JAFも手が回らないのかと思ったが、原因はそれだけでないらしい。持込み先のディーラーや修理工場が盆休みで誰もおらず、レッカー移動しても置いておく場所がないという。県内で少なくとも数千台が放置されていて、優先的に動かすのは交通に支障となった車だけ。
千葉ニューの幹線道路は原則片側2車線なので、後回しにされることになる。朝一番で年金を下ろした後、午後に買い物に出たが、放置車両はそのままであった。
13日の千葉県豪雨では、わが家近くでも大きな被害があった。いつも走っている手賀沼ランニングコースも、水没して現在使用できない(手賀大橋付近、県立手賀沼緑道HP)。

こうして自然災害が間近に起こってみると、いろいろ思うことがある。特に今回、午後3時前後から危険だと思っていろいろ情報を探したこともあり、公共放送もインターネットもいざという時の役には立たないと感じた。
TV言うところの「すでに災害が発生しているか、あるいは発生する危険があります」という観点からすると、今回の千葉県豪雨は夕方前からその状態にあった。しかし、NHKでは高校野球、千葉テレビはお笑い番組をお気楽に放送し、画面の上部で注意喚起することもなかった。
ひとたび地震が起きると、すべての通常放送を中止して津波注意報を流すのと、あまりにも対応が違う。津波注意報がいけないと言うのではない。大雨で実際に災害が発生しているのに、それを無視して高校野球を流すのはどういう了見かということである。
おそらくNHKは、気象庁の出すレベルに応じて放送内容を決めていますと言うのだろう。確かに、気象庁がレベル5を出したのは夜になってからで、記録的短時間大雨・線状降水帯も午後7時以降である。しかし、YouTubeの動画で明らかなように、日が暮れる前から浸水・冠水はひどい状況であった。
YouTubeに翌日以降上がった動画によると、13日まだ暗くなる前、すでに手賀沼周辺は水没していて、県道は冠水。路線バスは10~20cm浸水した中を運行していた。しつこいようだが、この時間NHK千葉では高校野球(千葉県代表の試合でない)を放送していた。
気象庁が発表するまで放送内容は変えませんというなら、いったいNHKの存在意義って何ですかという話である。気象庁は税金で運営されている。NHKはわれわれの払う視聴料で成り立っているのではないですかということである。
県内では車が浸水して亡くなった人や、増水した中で行方不明となり死亡した人がいる。その中で、佐倉市と八千代市の死者は千葉ニュータウンのすぐ近くである。気象条件はほぼ同じなので間違いなく夕方時点で増水した影響と思われ、的確に情報提供していれば避けられた事故であったかもしれない。
誤解を招く言い方かもしれないが、増水した道路に入り込んで車が故障するのは物損事故である。いずれ保険でカバーされる。しかし、避けられたかもしれない人身事故や、情報を知らずに交通機関途絶に直面したり増水した道路でケガしたり事故に遭う人がいたら、カネには代えられない。
もちろんすべてのリスクは基本的に自己責任で、最後は自分で判断して行動しなければならない。しかし、私がパソコンやTVで情報が取れなかった状況で、スマホだけで必要な情報が入手できるのだろうか。みんな一斉に使えば回線も混み合うし、処理速度も遅くなるのに。
そんな状況にもかかわらず千葉ニューは大丈夫そうだと私が思ったのは、Googleはじめデータセンターが次々新設される比較的安心できる立地条件であることと、中継していた大井競馬が普通に開催されていたからである。
大雨の中で濡れながら演奏したトゥインクル・ファンファーレのお嬢さん方には気の毒だったが、大井競馬の何割かの馬は小林牧場から当日輸送されている。普通に開催されているなら、小林から大井までの道路は通れるということである。小林牧場は家から5分かからない。
危険が迫っているなら放送しなければならないのは、津波注意報だけではない。そういうニーズが公共機関や公共放送にはあって、それを充たさないのなら税金なり視聴料を取る理由はない。
みんなが自分の利益だけ考え、コネ社員だけ・前例踏襲・親方日の丸で組織が受け継がれていくのなら、いずれ破綻するのは時間の問題であろう。あと十年かそこらで退場する年寄りだから、私が言ったところでどうにもならないが。
今回の豪雨被害は、道路・鉄道への影響が甚大であった。少なくとも夕方の段階で大きく報道しておけば、水没した車内で亡くなった人はいなかったかもしれない。

改めて思うのは、役所もTVもインターネットもうるさく言うだけで、安全・安心のための情報提供なんて誰も考えていないしする気もないということである。
環境省が熱中症アラートを出せば、毎日毎日防災放送でうるさく流す。本当に危ない記録的短時間大雨があっても、気象庁がレベル5を出すまで何もしない。Jアラートのテストだけは毎月律儀に繰り返す。上の人間・上の役所の言うとおりにすれば給料はもらえるし、それ以上の仕事をする気はない。
記録的短時間大雨速報は、1時間の降水量がおおむね100mm以上で発表される。これは「災害がすでに発生しているか、起こる可能性が非常に大きい」から出される。今回の千葉県豪雨では、のべ二十数回発表されたという。では、2時間で100mmなら危なくないのか。そんなことはない。
排水量は地面に浸みこむ量と下流の水路に流れる量の合計で、1時間に100mmでも2時間100mmでも、地面に浸みこむ量はそれほど変わらない。水路に流れる量も、ゴミなどで詰まったり、雨水と下水を一緒に流したり(まだそういう市街地は多い)、放流先が満潮だったりすれば2時間で倍にならない。
13日は、夕方までに100mm降った後に、記録的短時間大雨が100mm以上、災害が起こらない方がおかしい。すでに道路が冠水していることはカメラで監視して分かるだろうから、役所であれば防災放送を流し、NHKであれば当該地区くらいは気象情報を流し、千葉テレビなら特別番組にすべきケースであろう。
国民・県民・市民の安全を守る役割が自分達にあると考えない役人・公共団体職員ばかりだからこうなる。採用はコネばかり、入れば自分の出世と給料ばかり考えているせいである。大所高所の判断は、選挙で選ばれた人がすると思っているのだろう。
文句ばかり言っても仕方がない。自分の身は結局のところ、自分で守るしかない。自己責任で何とかするから、税金も視聴料も取らないでほしい。少なくとも必要最低限に経費節減して、大谷や大相撲、大河ドラマに大枚はたくのはやめていただきたい。
振り返ると前世紀末、千葉ニュータウンに引っ越すことを決めた要因の1つは、自然災害に強い地域と思ったからである。北総台地の高台で水害の心配が少なく、計画都市だからライフラインも強い。
今回の千葉県の水害は多くが内水氾濫、河川が増水して市街地に流れ込んだというより、市街地の排水処理が追い付かず水浸しになったものである。
千葉ニュータウンは市街地を作る前に上下水道や電気・ガス、通信ケーブル等のライフラインを整備したので、水害には強い構造である(工業団地には、清掃センターへのダストシュートさえ作られた)。千葉市はじめ古くからの都市は、市街地が先にできて、後から下水道を整備した。中小河川を暗渠にするなどが主だから、排水処理に限界がある。
千葉市や柏市、松戸市、船橋市等の内水氾濫は、半日で8月の降雨量の3倍の雨という悪条件に加え、地面に浸みこませようにも市街地の多くに緑地はなく、排水処理が急にできない上に、最終時な出口である東京湾が満潮という不運もあった。
千葉ニューの内水氾濫がそれほどでもなかったのは、もともと40~50万人の家屋・住民を計画していたのに3分の1しか埋まらず、排水能力に余裕があったことが大きい。それでも、雨水を流す先は手賀沼、印旛沼、利根川だから、手賀沼や印旛沼の水位が上がって避難指示を出す騒ぎになった。
もともとのコンセプトが自然と都市との共存なので、住宅地から数百mで農地である。昨今は市街化調整区域さえ開発しつつある状況だが、住宅よりも田畑や森林の方が保水力は断然上である。
今回の状況を踏まえ、自分や家族の安全をどうやって守るか、改めて考えている。早速、近隣各市のハザードマップを再確認した。万一の場合、どの経路でどこに脱出することができるか。どの方法が安全・安心なのか。本当に必要な時、誰も情報提供なんてしてくれない。
[Aug 19, 2026]
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